当院の医療安全対策
平成27年12月1日より、さいとう歯科・矯正歯科医院は歯科外来診療環境体制を整え、厚生労働大臣が定める厳しい施設基準をクリアしています。
つまり、院内感染予防・滅菌システム・救急時に必要な設備があり、二次医療機関(伊勢崎市民病院)との連携システムなどが整っていて、必要な講習会を受講しているという事です。
厚生労働大臣が定める施設基準とは?
- 所定の研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること
- 歯科衛生士が1名以上配置されていること
- 緊急時の初期対応が可能な医療機器(AED、酸素ボンベ及び酸素マスク、血圧計、パルスオキシメーター)を設置していること
- 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること
- 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること
- 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること
歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、歯の被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸収できるよう、歯科用吸引装置等を設置していること

当院の施設基準について
当院は、以下の施設基準等に適合している旨を、厚生労働省地方厚生(支)局に届け出ています。
- 医療DX推進のための体制整備(医療DX)
- 当院では、オンライン資格確認などを活用し、患者さんに質の高い医療を提供するために必要な情報を取得し、診療の際に活用しています。
- 歯科初診料の注1に規定する基準(歯初診)
- 歯科外来診療における院内感染防止対策として、十分な体制と設備を整え、研修を受けた常勤の歯科医師およびスタッフが診療に従事しています。
- 歯科外来診療医療安全対策1(外安全1)
- 当院では、医療安全対策に関する研修を受けた歯科医師および医療安全管理者を配置し、自動体外式除細動器(AED)を備え、緊急時の対応と医療安全に配慮した体制を整えています。
- 歯科外来診療感染対策1(外感染1)
- 当院では、院内感染管理者を配置し、院内感染防止対策に必要な体制を整備しています。
- 歯科治療総合医療管理料(医管)
- 歯科治療時に全身状態をモニタリングして管理できる体制を有し、施設基準に適合している旨を届け出た医療機関として、当該管理料を算定しています。
- 口腔管理体制強化加算(口管強)
- 歯科疾患の重症化予防に資する継続管理(口腔機能等の管理を含む)を実施しており、高齢者や小児の心身の特性や緊急時対応に関する研修を修了したうえで、う蝕や歯周病の重症化予防の実績があり、地域連携の会議等にも参加しています。
- 在宅患者歯科治療総合医療管理料(在歯管)
- 高血圧、心不全、脳血管障害などの基礎疾患を有する在宅患者さんの歯科治療において、全身状態をモニタリングしながら安全に診療を行える体制を有し、施設基準に適合した旨を届け出た医療機関として対応しています。
- 歯科訪問診療料の注13に規定する基準(歯訪診)
- 身体的または精神的な理由で通院が困難な患者さんに対して、歯科医師や歯科衛生士がご自宅や介護施設、病院などを訪問し、診療を行う体制を整えています。
- 有床義歯咀嚼機能検査(咀嚼機能1)
- 咀嚼運動の分析による下顎運動検査法および、グルコース含有試験食品を用いた咀嚼能力検査を実施しています。
- 有床義歯咀嚼能力検査(咀嚼能力)
- 義歯装着時の下顎運動や咀嚼能力を測定するために、歯科用下顎運動測定器、グルコース分析装置または歯科用咬合力計を備えています。
- 歯科口腔リハビリテーション2(歯リハ2)
- 顎関節症の患者さんに対し、顎関節治療用装置の製作とあわせて、適切な指導や訓練を行っています.
- 手術用顕微鏡加算(手顕微加)
- 複雑な根管治療や根管内の異物除去などを行う際には、手術用顕微鏡を用いて精密な治療を行っています。
- 歯根端切除手術の注3に規定する基準(根切顕微)
- 歯根端切除手術において、手術用顕微鏡を用いた精密な処置を行っています。
- 口腔粘膜処置
- 再発性アフタ性口内炎などの口腔粘膜疾患に対し、レーザー照射による処置を実施しています。
- う蝕歯無痛的窩洞形成加算
- エアータービンを使わず、レーザーにより疼痛を抑えながら、う蝕の除去と窩洞形成を行っています。
- 歯科技工士との連携1・2
- 補綴物製作に際し、歯科技工士と連携体制を確保しており、必要に応じてICTによる情報連携を行っています。
- 光学印象
- CAD/CAMインレー製作時に光学印象採得装置を活用して、精密な歯型取りを行っています。
- CAD/CAM冠およびCAD/CAMインレー
- コンピュータ支援設計・製造技術(CAD/CAM)を用い、保険適用範囲内で補綴物を製作しています。
- 手術時歯根面レーザー応用加算
- 歯周手術時にEr:YAGレーザーを用い、明視下で歯根面の歯石除去を行っています。
- レーザー機器加算
- 口腔内軟組織の切開・止血・凝固などに対応可能なレーザー機器を備えており、保険適用の範囲で使用しています。
- クラウン・ブリッジ維持管理料
- 装着した冠やブリッジについて、2年間の維持管理を適切に行っています。
- 矯正歯科診断料に関する施設基準(矯診)
- 矯正歯科診断に必要なエックス線撮影装置、顎模型、写真撮影等の設備を整え、適切な診断と治療計画の立案を行っています。
- 顎機能診断料に関する施設基準(顎診)
- 顎運動測定装置や筋電図検査装置等の診断機器を用いて、咀嚼機能や顎関節の状態を科学的に評価し、症状に応じた適切な治療を行っています。